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米国環境保護庁(EPA)は5月18日、飲料水に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)に関する最終規制について見直し案を公表した。2024年に第一種飲料水規則(NPDWR)に導入したPFASの含有基準について…<中略>
引用元;ジェトロ(日本貿易振興機構)ビジネス短信 岩井晴美
https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/05/59713a1bad01c396.html
博士!アメリカのEPA(環境保護庁)が、飲料水のPFAS規制を見直すというニュースを見ました。せっかく厳しいルールが決まったのに、変わってしまうんですか?
うむ。第2次トランプ政権下での環境規制見直しの一環じゃな。代表的なPFASである「PFOA」と「PFOS」の基準値(1兆分の4という非常に厳しい濃度)自体は維持されるんじゃが、水道局がそのルールを守るための「期限」が、当初の2029年から2031年へ2年間延期される方針なんじゃよ。
基準の厳しさは変わらないけど、準備期間が延びるんですね!どうして延期になったんですか?
PFASを取り除くための最新設備を整えるには、莫大なお金と時間がかかるからな。多くの水道事業者が「今の期限では間に合わない」と追加の時間を必要としておったんじゃ。現場で「実現可能な制度」にするための猶予というわけじゃな。
なるほど、現場の負担も考えないといけないんですね。でも、他の4つのPFAS物質については「基準を撤廃する」って書いてありますが、これは安全基準がなくなっちゃうってことですか?
そうじゃな、連邦政府(国)レベルでの規制からは外れることになる。ただし、アメリカの場合は「州ごとの権限」が強いんじゃ。国の規制が緩くなっても、州レベルで独自に厳しいPFAS規制を進めているところも多いから、地域によって異なるルールが併存する状態が続くじゃろう。
国のルールがなくなっても、州がしっかり守ってくれる地域もあるんですね。でも、浄水場の設備を整えるお金はどうするんですか?やっぱり水道料金が上がっちゃうのかな…。
そこはちゃんと対策が打たれておるぞ。EPAは、公共の水道事業者や個人の井戸所有者がPFAS対策を行えるよう、州を通じて「10億ドル(約1,500億円規模)」もの助成金を出すことも発表したんじゃ。
10億ドル!すごい金額ですね。お金のサポートがあれば、少しでも早く安全なお水が飲めるようになりそうです。
うむ。この見直し案については、7月20日までパブリックコメント(一般からの意見)を集め、公聴会を経て最終決定される予定じゃ。今後の動向をしっかり見守っていく必要があるな。
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