本日のピックアップニュース
「有機フッ素化合物の総称である『PFAS(ピーファス)』は、自然界で極めて分解されにくいため『フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)』とも呼ばれ、世界的な環境課題となっています。」
博士!最近ニュースで「ピーファス」っていう言葉をよく聞くんですけど、「永遠の化学物質」だなんて、なんだかすごく怖い響きですね…。僕たちのお水にも入ってるの?
おや、学生くん。よくニュースを見ているね。PFAS(ピーファス)というのは、人工的に作られた「有機フッ素化合物」という化学物質のグループの総称なんじゃ。実は1つの物質ではなくて、1万種類以上もの仲間がいると言われておるよ。
1万種類も!? そんなにたくさん、一体どんなところに使われているんですか?
焦げ付かないフライパン、水をはじく傘やアウトドアウェア、ハンバーガーの包み紙、それに火事のときに使う泡消火剤などじゃな。「水や油をはじく」「熱に強い」という、ものすごく便利な性質を持っているから、私たちの身の回りのあらゆる場所で大活躍してきたんじゃよ。
ええっ!僕の周りにもたくさんあるんですね。便利なら良いことじゃないんですか?どうして問題になっているの?
そこが重要なポイントじゃ。PFASは、炭素とフッ素の結びつきが異常に強くてね。例えるなら、「絶対にほどけない、超合金でできた知恵の輪」のようなものなんじゃ。
絶対にほどけない知恵の輪…!
そう。だから、使われた後に自然界に流れ出ても、微生物などに分解されず、半永久的に環境の中に残ってしまう。これが「永遠の化学物質」と呼ばれる理由じゃ。環境中に溜まるだけでなく、体の中に溜まる「蓄積性」も厄介なんじゃよ。
リンク
リンク