40代も半ばを過ぎてから、YouTubeでセガサターンの動画を上げたり、Web制作の仕事を始めたりと、相変わらず「飽き性」を返上して新しいことに挑戦し続けています。

さて、今回のテーマは「Google Playでのアプリ公開」についてです。

結論から言うと、Google Playの「クローズドテスト」という審査前のテストで、テスターが集まらずに焦って失敗しました。 海外の掲示板「Reddit」でテスターを募集したところ、アカウントがBAN(停止)されてしまったのです。

今回は、個人開発者が必ずぶつかるこの「テストの壁」と、私がやらかした失敗、そしてそこから学んだ教訓をシェアしたいと思います。

Google Playクローズドテストとは?個人開発の最初の難関

現在、私は趣味と実益を兼ねて、毎日のアクティビティを記録するAndroidアプリを開発しています。

これまで自分用や知り合いの事業用に小さなツールを作ったことはありましたが、「Google Playストア」に一般公開するのは今回が初めてです。いざやってみると、規約やらテストやら、乗り越えるべきハードルが山のようにありました。

特に大変なのが「20人のテスターに14日間連続でテストしてもらう」という要件です。これをクリアしないと、本番公開(製品版としてのリリース)の審査すらしてもらえません。

ここで、開発初心者の方や一般の方向けに、Google Playのテストの種類を簡単に説明しておきますね。

内部テスト・クローズドテスト・オープンテストの違い

アプリを公開するまでには、いくつかの段階があります。

内部テスト(Internal Testing) 開発者本人や、極めて身近なチームメンバー(家族や友人など)だけで行う動作確認です。まずはここでバグがないかチェックします。

クローズドテスト(Closed Testing) 指定したメールアドレスのリストなど、限られた人だけが参加できるテストです。現在のGoogle Playの規定では、個人開発者はここで「20人以上のテスター」を集め、14日間継続して使ってもらう必要があります。

オープンテスト(Open Testing) ストア上に表示され、誰でも参加できるベータ版テストです。多くのユーザーに見てもらえますが、バグが残っている可能性も了承してもらった上で使ってもらいます。

私は内部テストを終え、意気揚々と「クローズドテスト」に移行したのですが、ここで「テスターが集まらない問題」に直面しました。

テスターが集まらない!Redditでの募集とBANの悲劇

私の友人は限られていますし、YouTubeの視聴者様にお願いするのも少し気が引けました(まだバグがあるかもしれないので……)。

そこで目をつけたのが、海外の巨大掲示板「Reddit(レディット)」です。ここには、私と同じようにテスター探しに困っている開発者が集まるコミュニティがあり、「お互いにテストし合おう(Test for Test)」という文化があります。

「これだ!」と思い、意気揚々と募集の投稿をしました。しかし、結果は即BAN(アカウント停止)。

なぜBANされたのか?

原因は十中八九、「テスト用のメールアドレス(ID)を投稿本文に書いてしまったこと」です。

私が作ったアプリは、個別の認証(ログイン)が必要な仕様になっています。しかし、テスターの方にわざわざメールアドレスを登録してもらうのは手間だろうと考え、「このIDとパスワードを使ってログインしてね」と、共有のテスト用アカウントを記載してしまったのです。

これがRedditのスパム判定、あるいはプライバシーポリシーに抵触したのでしょう。親切心のつもりが、完全に裏目に出ました。

失敗から学んだ「急がば回れ」

BANされた画面を見ながら、私は深く反省しました。 「テスターが集まりにくいから」といって、セキュリティ意識の低い方法で解決しようとしたのが間違いでした。

匿名認証を最初から実装すべきだった

ここで出てくる解決策が「匿名認証」です。

匿名認証とは? ユーザーがメールアドレスやパスワードを入力しなくても、ボタン一つで「ゲストユーザー」としてログインできる仕組みのことです。

これさえ実装しておけば、テスターの方に個人情報を入力させる負担もかけず、私も掲示板に怪しいメールアドレスを晒す必要はありませんでした。

「実装するのが面倒だな」と思って横着をした結果、Redditのアカウントを失い、テスター集めも振り出しに戻ることに。まさに「急がば回れ」とはこのことです。

まとめ

現在、アプリの修正を行い、匿名認証機能を実装し直しています。

システム開発の仕事をして3年になりますが、やはり「楽をしようとして手順を飛ばす」と、後で大きなしっぺ返しを食らいますね。40代になっても、日々勉強と失敗の連続です。

もし、これからGoogle Playでアプリを公開しようとしている方がいたら、「クローズドテストの20人は高い壁」であること、そして「認証周りは横着せずにしっかり作る」ことをお伝えしたいです。

無事にアプリが公開できたら、またこのブログで報告させてください。 それまでは、YouTubeの「セガサターンチャンネル」の方でもお会いしましょう!