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近年、やたらと見聞きするようになったPFASは、「永遠の化学物質」と呼ばれ、身のまわりにある多くの製品に使用されています。この厄介な化学物質はまた、環境中に漏れ出して問題になっています。
引用元:GIZMODO Kenji P. Miyajima
https://www.gizmodo.jp/2026/04/how-to-remove-pfas-vwb.html
博士!このニュースを読んだんですけど、PFASっていう「永遠の化学物質」が、僕たちが普段飲んでいる水道水やペットボトルの水からも見つかったって本当ですか?なんだかお水を飲むのが怖くなってきました…。
本当じゃよ、学生くん。イギリスや中国の研究チームが調査したところ、水道水や、15カ国で売られている87種類のボトル水すべてからPFASが検出されたそうじゃ。 PFASは自然界で分解されにくいため、一度環境中に漏れ出すと、川や地下水を通じて巡り巡って私たちの飲み水に入り込んでしまうんじゃよ。
ええっ、すべてのボトル水から!? 体に入ると発がん性や免疫機能が落ちるなどの悪影響があるって書いてありますし…。お水を沸騰させれば、バイ菌みたいにやっつけることはできないんですか?
残念ながら、PFASは「熱に強い」という性質を持っているから、やかんで沸騰させても、一部のPFASを除いて11%〜14%程度しか減らないんじゃ。バイ菌のように熱で死滅するわけではないから、煮沸だけでは安心とは言えないんじゃよ。
そんな…じゃあ、僕たちはどうやってPFASから身を守ればいいんでしょうか。お手上げですか?
諦めるのはまだ早いぞ。実は、簡単な方法で大幅に除去できることが分かったんじゃ。それは「活性炭フィルター」を使うことじゃよ。
[Image of activated carbon filter mechanism]
市販されているポット型の浄水器などに使われているフィルターを通すだけで、PFASの濃度を81%〜96%も減らすことができたんじゃ。
本当ですか!活性炭フィルターならスーパーや家電量販店でも買えますね。しかも、ろ過した後に沸騰させればもっと減らせるみたいですね!
その通りじゃ。ただし、問題もあってな。浄水器の本体を買ったり、定期的にフィルターを交換したりするには、どうしても自分でお金を払わないといけないじゃろう?安全な飲み水を手に入れるために、各家庭が自腹を切らなければならない状況は手放しでは喜べないんじゃ。
確かに…。毎日のことだから、コストがかさむのはお財布に痛いです。国とかがなんとかしてくれないんですか?
世界中で規制は進んでおるよ。日本でも水1リットルあたり50ナノグラム(ナノは10億分の1というごくごく僅かな量じゃ)という暫定的な目標値を作っておる。アメリカではさらに厳しい4ナノグラムという基準ができたくらいじゃ。最終的には、国や自治体が水道の浄水処理を強化して、誰もが蛇口から安全な水を飲めるようにすることが求められておるんじゃよ。
なるほど!当面は自分たちで浄水器を使って対策しつつ、国や自治体の取り組みにもしっかり注目していく必要があるんですね。僕ももっとニュースをチェックしてみます!