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「環境への有害性が指摘される有機フッ素化合物、PFASを調べている市民団体が、山口県岩国市の岩国基地に近接する遊水池で水を採取しました。(中略)国が定める指針値は1リットルあたり50ナノグラムですが、過去3回の調査はいずれも上回りました。」引用元:yahooニュース テレビ山口
https://news.yahoo.co.jp/articles/18331d27c714f96eb67c8bd3b9fb347d51569754
博士!山口県の岩国基地の近くで、市民団体がPFASの調査をしているっていうニュースを見ました。過去の調査では国の指針値を上回っているって、なんだか不安になりますね…。
そうじゃな。地域の人たちが「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」という団体を作って、半年ごとに水質調査をしておるんじゃ。今回で4回目の採水になるそうじゃよ。
ニュースの中に「1リットルあたり50ナノグラム」っていう国の指針値が出てきましたけど、「ナノグラム」ってどれくらいの量なんですか?ミリグラムよりも小さいんですよね?
うむ。1ナノグラムは「10億分の1グラム」じゃ。例えるなら、「学校の25メートルプールに、目薬を1〜2滴垂らしたくらい」のごくごく微量な世界の話なんじゃよ。それでもPFASは体に蓄積しやすいから、国も「これ以上は水に入っていない方がいい」という厳しい目安を設けておるんじゃ。
プールに目薬数滴…!そんなに少ない量でも問題になるんですね。でも、どうしてアメリカ軍の基地の近くでPFASが見つかるんですか?
実は、かつて基地で使われていた「泡消火剤」や「エンジンの洗浄剤」にPFASが含まれていたんじゃ。PFASは熱に強くて油も水もはじくから、航空機の燃料火災を消すための強力な泡を作るのに非常に重宝されたという歴史があるんじゃよ。
なるほど…。じゃあ、やっぱりその基地の中からPFASが漏れ出ているってことですか?
市民団体はそう推測しておるな。実際、2024年12月に市が行った調査では、基地から離れた場所の水は指針値を下回っておったそうじゃ。だからこそ、「どこからPFASが流れ出ているのか」という汚染源を突き止めるために、科学的なデータをコツコツと集めておるんじゃよ。
地域の人が自分たちで動いて、科学的なデータを集めているなんてすごいです!今回の水も東京の機関で検査するんですよね。原因がはっきりするといいな。
うむ。正しい対策を打つためには、まず「客観的なデータで現状を正しく知る」ことが一番の近道じゃ。この調査結果が、問題解決に向けた大きな一歩になることを期待したいのう。
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