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「基地、工場、廃棄物処分場。日本各地でPFAS(ピーファス)汚染が確認されている。発がんリスクも持つこの化学物質は、どこにあるのか。」文春オンライン:
https://bunshun.jp/articles/-/87660?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
博士!今日のニュース、すごくショックでした…。発がん性がある「PFAS」っていう化学物質が、日本のあちこちの水に混じっているって本当ですか!?
うむ、本当じゃ。以前も少し話したが、PFASは一度環境に出るとなかなか分解されない「永遠の化学物質」じゃ。ニュースにもある通り、全国各地の地下水や川で汚染が確認されておるんじゃよ。
健康への影響はないんですか?毎日飲む水に入っているなんて怖すぎます…。
PFASの中でも「PFOA(ピーフォア)」と呼ばれる代表的な物質は、腎臓がんや甲状腺の病気との因果関係が指摘されておる。体に長期間蓄積していくから、微量でもずっと飲み続けると健康リスクが高まると言われているんじゃ。
具体的に、どの地域で問題になっているんですか?
例えば、東京の多摩地区じゃな。ここでは古くから地下水を水道水として使ってきたが、なんと1960年代後半からPFASが混ざっていた可能性があるそうじゃ。東京都も2000年代初めには気づいておったが、国に明確な規制がなかったため、2019年頃まで対策が遅れてしまったんじゃよ。
ええっ!何十年も知らずに飲んでいた人がいるかもしれないってことですか…。一体どこからそんな物質が漏れ出しているんですか?
記事によると、主な汚染源は大きく分けて3つあるとされておる。1つ目は「基地や空港」じゃ。飛行機の火災に備えた訓練で使われる「泡消火剤」にPFASが含まれていて、それが土壌に広がってしまったと考えられておる。
火事を消すためのものが、巡り巡って水を汚していたなんて皮肉ですね…。2つ目はなんですか?
2つ目は「工場」じゃ。フライパンの焦げ付き防止加工や、服の撥水コーティングなどを作る工場から、川や地下水へ排出されてしまったケースじゃな。便利さを追い求めた結果、環境への配慮が追いついていなかったんじゃ。
僕たちの身の回りの便利なもののせいでもあるんだ…。そして3つ目は?
3つ目は「廃棄物」じゃ。水からPFASを取り除くためには「活性炭」というフィルターを使うんじゃが、その使用済みの活性炭がきちんと処分されずに放置されていたり、ゴミの処分場からPFASが染み出したりしておるんじゃよ。PFASを完全に分解するには約1000度の高温で燃やす必要があるんじゃが、その設備が全国にまだ少ないのも問題じゃな。
そんなに大変なんだ…。しかも記事には、井戸水を使っている人たちが、自分たちでお金を出して水をキレイにしなきゃいけないって書いてありました。
うむ。個人の井戸や小さな水道では、そもそもPFASの検査をしていなかったから発見が遅れたんじゃ。しかも「誰が汚したか」を特定するのが難しいため、被害者が泣き寝入りして浄化費用を負担せざるを得ない状況が起きておるんじゃよ。
それは理不尽すぎます!もっと国がちゃんとルールを作って、取り締まってくれないと困ります。
その通りじゃ。法的な規制や環境基準がまだ不十分だから、浄化作業もなかなか進んでおらん。私たちも「日本の水は絶対に安全」と思い込まず、この問題から目を背けずに関心を持ち続けることが大切じゃな。
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