Google Playストアへのリリースを目指し、相互テストアプリ「App Hive」を使い始めてしばらく経ちました。

結論から言うと、テストは非常に順調です。 最初は「14日間、12人のテスターを集めるための数合わせ」くらいに思っていたのですが、実際にやってみるとそれ以上の収穫がありました。

今回は、App Hiveを通じて感じた「世界のアプリへの刺激」と「フィードバックによるアプリの進化」についてお話しします。

世界各国のアプリから学ぶ「直感的なUI」

App Hiveを使っていると、本当にいろいろな国のアプリに出会います。 英語はもちろん、フランス語だったり、ポルトガル語だったり。正直、文字だけ見ても使い方が全くわからないアプリも多々あります。

しかし、これが開発者として非常に勉強になるのです。

言葉が全く読めないのに、「あ、ここを押せばこうなるんだな」と直感的に使えるアプリがあるんですよ。アイコンの使い方や、画面遷移の動線が本当にうまく工夫されている。 逆に、言葉がわからないと一歩も進めないアプリに当たると、「自分のアプリも日本語がわからない人にはこう見えているのかも……」とハッとさせられます。

言葉の壁がある環境だからこそ、「誰にでも伝わるUI(ユーザーインターフェース)」とは何かを、身を持って学べています。これは大きな刺激ですね。

鋭いツッコミがアプリを劇的に変えた

相互テストにおける「レビュー(フィードバック)」の質についても触れておきましょう。

App Hiveの参加者は、基本的に全員が開発者です。 中にはスクリーンショットを貼って終わり、という淡白な方もいますが、驚くほど鋭いツッコミを入れてくる方もいます。

「このボタンの挙動、ユーザー目線だと分かりにくいよ」 「ここ、エラー落ちする条件見つけたよ」

こういった、開発者ならではのもっともな指摘(痛いところを突かれますが……)を貰えるのは本当にありがたいです。

実は、これらの指摘を受けて修正を重ねた結果、私のアプリは当初のバージョンとはまるで別物に生まれ変わりました。 一人で作って一人で満足していたら、絶対に到達できなかったクオリティです。ブラッシュアップの機会をくれたテスターの皆さんには感謝しかありません。

修正と称賛のポジティブなループ

フィードバックを受けて適切にアップデートを行い、それを報告すると、「良くなったね!」「Good Job!」と称賛してくれるテスターさんもいます。 これ、めちゃくちゃモチベーションが上がります。40代のおっさんになっても、褒められると嬉しいものです。

逆に、私も他の人のアプリをテストする際、単にスクショを送るだけでなく、気づいた点や不具合をコメントで添えるようにしています。 すると、翌日にはもう修正版が上がっていたりするんです。

「おっ、向こうもやる気だな!」

顔も見えない地球の裏側の誰かと、コードを通じて切磋琢磨している感覚。 この「やる気のキャッチボール」があるおかげで、面倒な毎日のテスト作業も楽しく続けられています。

私が作っている「孤独死対策アプリ」について

さて、私が今必死にテストしているアプリについても少しだけ。 現在開発しているのは、「孤独死に対処するためのアプリ」です。

一定期間スマホの操作がないと、登録した相手に通知が行く……といった見守り系のシステムなのですが、これは単なる社会問題へのアプローチだけではありません。 40代独身、一人暮らし。このアプリは、将来の自分の身に起こり得ることを想定して作っています。半分は自分のためですね。

重いテーマではありますが、だからこそ使いやすく、確実な動作をするものに仕上げたい。 App Hiveで得た知見をフルに活かして、無事にクローズドテストをパスし、リリースまで漕ぎ着けたいと思います。

また進展があれば、このブログで報告します!